- オンライン英会話で何を言っているかわからない
本記事ではこんな悩みを解決します。
私自身も「講師が何を言っているのか全然聞き取れない」ことは何度もありました。
ただ、聞き取れない原因を探り適切に対処することで徐々に聞き取れるようになりました。
結論、下記のように適切に対策・練習を重ねることで徐々に聞き取れるようになっていきます!
聞き取れない原因 | 対策 |
---|---|
音が聞き取れない | 発音ルールを理解して練習する |
内容が理解できない | 知識不足を克服する |
話すスピードについていけない | 語順に慣れる |
話題についていけない | テキストの予習をする |
何を言っているか全く聞き取れない | アクセントを理解する |
記事の中では、より詳しい対処法や聞き取りのコツを紹介しています。
本記事の内容(タップで移動できます)
「オンライン英会話を毎日受けることがきつい」と感じている方はぜひ参考にしてください!
オンライン英会話で何を言っているかわからない原因と対策
「何を言っているかわからない」と一言にいっても、考えられる要因は様々です。
まずは自身がどのような理由で「聞き取れない」のかを理解しましょう。
それぞれの原因に対する対策も紹介しているので参考にしてみてください!
聞き取れない原因 | 対策 |
---|---|
音が聞き取れない | 発音ルールを理解して練習する |
内容が理解できない | 知識不足を克服する |
話すスピードについていけない | 語順に慣れる |
話題についていけない | テキストの予習をする |
何を言っているか全く聞き取れない | アクセントを理解する |
音が聞き取れない→発音ルールを理解して練習する
基本的な英会話で使われる単語やフレーズは、中学・高校レベルのものが多いです。
そもそも音が聞き取れない場合は、発音知識の理解不足が要因として考えられます。学校では発音をあまり習うことがないので、知識を持っている方は多くないでしょう。
下記の発音をどれくらい理解できていますか?また、実際に発音できますか?理解度チェックとして確認してみてください。
発音できますか? | 解説 |
---|---|
SheとSee | 「She」: [ʃiː] 「See」: [siː] |
RightとLight | 「Right」: [raɪt] 「Light」: [laɪt] |
chip in(リエゾン) | [tʃɪpɪn]チッピン |
bread and butter(リダクション) | [brɛd ən ˈbʌtər]ブレダンバダー |
基礎的な発音ルールや単語同士の音声変化を理解、さらには自分自身で発音できると、聞き取りやすさが格段に変わりますよ!
下記2つの方法が有効です。
書籍で発音ルールを覚える
シャドーイングをやりこむ
内容が理解できない→知識不足を克服する
内容が理解できないのは、単語や文法などの基礎的な知識が身についていないことが原因です。
あなたはどちらに当てはまりますか?
- 一部の単語の内容がわからない
- そもそも内容が理解できない
①の一部の単語が聞き取れない、であれば語彙力を強化するだけです。
しかし、②のそもそも何を言っているか理解できない場合はまだ単語・文法の基礎から学ぶ必要があります。正直に言うと英会話を実施するフェーズではありません。
まずは中学レベルで構わないので、基本的な文法知識を一通り身に着けてからオンライン英会話に臨んでみてください。
もちろん並行して進めていくのもありですよ!
■英単語
おすすめの英単語学習方法は以下の2つです。
- 単語帳を1冊完璧にする
- 聞き取れなかった単語をストックして毎日振り返る
■英文法
英文法はとにかく何でもよいので1冊を完璧にしましょう。
中学レベルを復習したい人向け
しっかりやりこみたい人向け
話すスピードについていけない→語順に慣れる
話すスピードに理解が追い付いていないと「何を言っているかわからない」となります。
それは、音を聞き取ることに集中しすぎて、リアルタイムでの意味理解が追い付いていないということ。
日本語はSOV(主語-目的語-動詞)の語順ですが、英語はSVO(主語-動詞-目的語)の語順を取ります。
日本語話者はしばしば、英文の最後まで聞いてから日本語に翻訳しようとしますが、これでは英会話の速度についていくことが難しくなります。
聞き取りと意味理解を同時に行うためには、英語を英語の語順で直接理解する訓練が必要になります。
「チャンクリーディング」という方法が有効です。
これは、英語を文節ごとの塊(チャンク)で捉え、それぞれのチャンクを直接理解する練習を行う方法です。
たとえば、「The quick brown fox jumps over the lazy dog」という文があります。
この文を一つのチャンクとして「The quick brown fox」、「jumps over」、「the lazy dog」と分け、それぞれの部分を直接英語として理解します。このようにチャンクごとに英文を理解する練習をすることで、英語を前から順にパッと意味を理解できるようになり、英会話の速度に追いつくことが可能になるでしょう。
話題についていけない→テキストの予習をする
そもそも話題についていけておらず「何を言っているかわからない」となっているケースもあるでしょう。
特に、レッスンで取り上げられる特定の話題やテキストについて事前に知らないと、会話の流れを理解するのが難しくなります。この問題は、英語初心者や中級者によく見られます。
レッスンのテキストや話題に関する予習が効果的です。
例えば、次のレッスンで「環境問題」について話し合う予定なら、そのトピックに関連する基本的な語彙や背景情報を予め学んでおきましょう。下記の記事では、DMMのデイリーニュースを用いて、予習の方法を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
何を言っているか全く聞き取れない→アクセントを理解する
発音はある程度理解できているのに、それでも何を言っているかわからないときはアクセントが原因かもしれません。
英語には多くのアクセントが存在し、それぞれに特徴があります。これらの違いを理解すると、より聞き取りやすくなるでしょう。
ただし、少し上級者向けの対応になるので、優先度は低いです。
ネイティブでも理解できないアクセントもありますからね…
対策をしたい場合は、様々なアクセントの英語を聞きましょう。
YouTubeやポッドキャストで、イギリス英語やインド英語のコンテンツを聞き、異なるアクセントに耳を慣らすことをお勧めします。また、それぞれのアクセントで発音される単語やフレーズを真似てみることも有効です。
他にも、YouTuberのだいじろーさんがおすすめです!
オンライン英会話で何を言っているかわからない時の対処法
何を言っているかわからない時、そのままにしていてはいけません。
いくつかのパターンに分けて対処法をまとめました。状況に応じて使い分けてみてください!
いつでも使えるように丸暗記してしまいましょう!
状況 | 英語 | 日本語 |
---|---|---|
聞き取れなかったとき 聞き返したいとき | Could you say that, please? I’m sorry, I didn’t catch that. | もう一度言っていただけますか? すみません、聞き取れませんでした |
ゆっくり話してほしいとき | Could you speak more slowly? | もう少しゆっくり話していただけますか? |
単語の意味が分からないとき | What does [word] mean? | [word]はどういう意味ですか? |
チャットにタイプしてほしいとき | Can you type it in the chat box? | チャットボックスにタイプしてくれる? |
別の言い方で説明してほしいとき | Can you explain that in another way? | 別の言い方で説明していただけますか? |
何を言っているか聞き取るためのコツ3選
日本語と同じように、会話の時は一語一句パーフェクトに聞き取る必要はありません。
英会話初心者の方でもできる、聞き取るコツを3つご紹介します。
- 動詞や名詞など特定の単語にフォーカスする
- 抑揚に注目する
- 文脈を活用する
どれか一つでも試してみてください!
動詞や名詞など特定の単語にフォーカスする
英会話では、全ての単語を理解することよりも、会話の主要なポイントを捉えることが重要です。
例えば、「I’m really tired because I’ve been working late」と言ったとき、重要なのは「tired」と「working」の部分です。これらのキーワードを聞き取るだけでも、遅くまで働いて疲れていることが分かります。
このように、主要な単語に集中することで、話の要点を把握しやすくなるでしょう。
抑揚に注目する
英語は日本語と比べても抑揚が大きな言語です。
特に文末の抑揚に注目してみましょう。疑問文かどうかを見分けられます。
例えば、「What are you doing tonight?」といった場合、文末の「doing」が高くなり、質問形式であることを理解できます。
このように抑揚に注目することで、質問文や肯定文の区別をつけることが、より容易になるのです。
文脈を活用する
文脈を意識することで、聞き取れなかった部分の意味を推測できることもあります。
例えば「Your pronunciation is good, but let’s focus on…」と言った際、最後の部分がはっきりしなくても、レッスンの流れから発音に関する何かしらのアドバイスに関する話をしてくれているんだと推測できるでしょう。
このように、レッスン中の文脈を把握することで、聞き取れない部分を補うことができます。
オンライン英会話で何を言っているかわからない時はコーチングも視野に
「何を言っているかわからない」を解決できる最短の手段がコーチングです。
オンライン英会話のレッスンでは、基本的な会話の練習や文法の学習が主ですが、コーチングではさらに個々の学習者のニーズに合わせたサポートが受けられます。
例えば、あなたが特に苦手とするリスニング力を強化するための個別指導や、日常会話の中で頻繁に使われるフレーズの練習、発音の改善など、具体的なスキルアップのための指導を受けることが可能です。
最短で解決したい方はぜひ参考にしてください!